お金を払って教育を受ける立場から、働いてお金を得る立場に移行するハードルは高く、多くの就労困難学生がここで躓きます。
就職支援機関等を利用して自力で就職できる人はごく一部で、多くの若者は安定的な仕事に就けず、非正規雇用や仕事のミスマッチで丁寧な職業指導を受ける機会もなく、気持ちがすり減っていきます。
失敗体験を繰り返すことで自信を喪失し、社会参加意欲が減退することで、ひきこもりや精神疾患につながるリスクも高くなります。
※注1)多くの若者は公的支援(ハローワークや地域若者サポートステーション等)にはつながっていない。(認知率・求職活動に使用している媒体) ネットなどで仕事・バイト探しをしている実態が推測される。
一度社会に出て所属を失うと、孤立するリスクが高くなります。こうした若者を放置せず、孤立させない仕組みが必要です。